今日はお気に入りのカタログ優待銘柄、日本管財をご紹介致します。
概要
2020年10月現在、配当は50円、優待は年2回のカタログギフト(2000円×2~3000円×2)です。
業績/特徴
建物の建設から解体までに発生する費用、いわゆるライフサイクルコストは、建築費の5~6倍と言われています。
このライフサイクルコストが建物の総合管理会社たる日本管財のメインターゲットになります。
ライフサイクルコストは1回ぽっきりで終わりではなくて、継続的に必要なコストです。ビルの管理、急にやめちゃったら困りますよね。
だから日本管財はいわゆるストックビジネス(蓄積型ビジネス、顧客を囲い込み、持続的にサービスを提供しながら長期的に収入を上げていくビジネス)になります。
そのため安定的に継続的に売り上げを確保できるということですね。
公共系の受注を増やしていく会社の方針により、現在は自治体の公共施設包括管理受注を積極的に狙っています。
最近では鳥取市からの受注に成功しています。今後も採算の良い10万~20万人くらいの自治体を狙っていくようです。
業績も右肩上がりで、財務も磐石。リーマンショックでも揺らぐことがないというように不況耐性も強く、かなり安定した銘柄ではないかと考えています。
コロナ不況もきっと乗り越えられるはず!!
優待
ここの優待の特徴は何と言っても、年に2回あることです。
3月末・9月末に100株以上保有していれば、2000円相当のカタログギフトが頂けます。
3年以上長期保有すると3000円にランクアップもします!この株価で年6000円はとてもお得ではないでしょうか。カタログというのも色々選べて楽しいです。
クオカードはとても便利ですが、ちょっと面白味が薄いんですよねー。やっぱ優待は楽しくないと♪
以前は卵型のライトでしたが、そちらは壊れてしまいましてので、ぽいしちゃいました。
他にもカレーやお茶漬けを頂いたことがあります。半年に1回だと、お得感2倍ですね。当たり前かしら?
権利取り→優待の注文→優待品が届くというサイクルに数ヶ月かかることを考えると、年2回優待銘柄はだいたい年がら年中薄くでもその銘柄を意識しているので、親近感が増すのかな。
年2回優待は長期保有のランクアップと合わせて、株価が安定する要因にもなりますね。
所感
業績も右肩上がり、優待もお得!と言うことない銘柄ですが、日本管財、実は給料ワーストランキングの常連でもあります。
昨今の働き方改革の影響もあり、従業員への待遇も長期的な成長を視野に入れた時に考えるべき要因の1つになると思います。
最近は待遇改善に力をいれ始めたようですが、まだまだというところです。
私たち個人投資家にとってはコスパの良い銘柄ですが、従業員の皆さまにもより還元があるといいですね。
それでも安定した銘柄ですので、私はこれからも継続保有します!